【EQADSレポ】ぬるいレース展開は断固許さないEQADS&姉妹チーム「埼玉ユース」公式デビュー戦優勝!(4月24&25日)

Kenichi Yamazaki2021/04/26(月) - 11:10 に投稿

*  チームジャージも到着し、ついに公式デビュー戦を迎えた『埼玉ユース自転車競技部(埼玉ユース)』。まずはレース界へのご挨拶までに出場したJBCF東日本でしたが、E3クラスで馬場 慶三郎(↑写真)が見事優勝。幸先の良い出陣式となった。

 

【EQADSレポ】ぬるいレース展開は断固許さないEQADS&姉妹チーム「埼玉ユース」公式デビュー戦優勝!(4月24&25日)

レースカテゴリー名

4月24日『第55回JBCF東日本ロードクラシック群馬大会 Day1』(P1:EQADS選手がJCF強化チームで出場)

4月25日『第55回JBCF東日本ロードクラシック群馬大会 Day2』埼玉ユース自転車競技部が出場)

開催地

群馬サイクルスポーツセンター(群馬県)

 

【リザルト】

<4月24日(土)P1=150km(6km×25周)EQADS選手が出場

*(写真)P1の集団を引っ張る留目夕陽(JCF強化指定/EQADS)達。”結果”だけではなく”レース内容”も求められるEQADS+JCF強化チームでしのぎを削りながら世界を目指す。

1位:窪木 一茂(TEAM BRIDGESTONE Cycling)3時間40分19秒(平均時速:40.84km)
2位:岡本 隼(愛三工業レーシングチーム)トップから+5秒
3位:中井 唯晶(シマノレーシング)トップから+5秒

8位:湯浅博貴(EQADS)トップから+6秒*U23リーダー賞獲得
9位:西本健三郎(JCF強化指定/EQADS)トップから+6秒
11位:留目夕陽(JCF強化指定/EQADS)トップから+6秒
19位:小出樹(JCF強化指定/EQADS) トップから+45秒
23位:山田拓海(JCF強化指定/EQADS) トップから+2分43秒
DNF:小笠原匠海(EQADS)
DNF:長川達哉(EQADS)
DNF:平井光介(JCF強化指定/EQADS)*山岳賞獲得

◆P1: Day1フルリザルト(JBCFホームページへジャンプ)

■浅田監督によるコメント(P1: Day1):

150㎞の長丁場レースながら序盤から展開がありハイペースで進む中、湯浅は常にメイングループの好位置をキープし、同クラス自己最高成績の8位に食い込む成長を見せ実力をアピールした。一方、小笠原は序盤に落車しリタイヤ、長川はレース半分を過ぎた頃から位置を下げはじめ、後半にメイングループから遅れリタイヤとなり、共に良いところは無かった。 今回、五輪代表内定の増田(宇都宮ブリッツェン)を迎えた強化指定選抜チームとして参加した5名のEQADSメンバーも、厳しいチームオーダーにも立ち向かい、終始主導的にレース活性化を続け強化の成果を確認した。レース前半大いに暴れた平井は広島に続く山岳賞獲得、U23リーダージャージは平井から湯浅にチーム内移動した、4月までは消費するレースを心掛けたが、5月レースでは鍛えた脚で効果的な攻撃を実践してゆきたい。

■小俣EQADSコーチによるコメント(P1: Day1):

仕上がり具合が選手によって異なるため、個人がそれぞれ目標を立て、レースに臨んだ。
レース序盤、小笠原は不運にも落車に巻き込まれDNF。バイクは壊れたもののケガはなかったのは幸いだった。
長川は途中、無念のリタイア。が、自身初めての150kmという長丁場の経験で何かをつかんだ筈。次戦より生かしてもらいたい。
今日、粘りの走りをしたのが湯浅だった。「動けなかった」とレース後に口にしたもののサバイバルとなった展開の多いレースを粘り強く走り8位。結果、U23のポイントジャージをゲットした。強いが勝てないと言われ続けてきたが、これを機に勝利を量産してもらいたい。

 

<4月25日(日): 埼玉ユース選手自転車部選手が出場

*(写真)WAVEONE社製の新調ジャージに身を包み、ロードレース界への第一歩を踏み出した「埼玉ユース自転車競技部」(略称:埼玉ユース)。まずは「やる気&基礎体力」と「自転車に乗れること」!?を最低基準に、学校に自転車部が無い選手らを中心に結成された新進チームだ。「一番!」サインで優勝をアピールする馬場を妬ましそう!?に睨むチームメイトの様子から見て、今後も熾烈な生き残り競争が期待される埼玉ユースであった!

 

<U15:36km (6km×6)>

1位:秋元 碧(ブラウ・ブリッツェン)1時間4分4秒(平均時速:33.70km)
2位:田島 綾人(埼玉ユース自転車競技部)トップと同タイム
3位:都丸 藍音(COWGUMMA)トップと同タイム
5位:新藤 大翔(埼玉ユース自転車競技部)トップから+1分4秒
8位:沢野 司(埼玉ユース自転車競技部)トップから+2分51秒

◆U15フルリザルト(JBCFホームページへジャンプ)

<ユース:60km (6km×10)>

1位:児玉 誠虎(VC AVANZARE)1時間40分41秒(平均時速:35.75km)
2位:木綿 崚介(ヴィファリスト)トップと同タイム
3位: 田上 太龍(T.S.J.)トップと同タイム ※オープン参加
11位:アルーナ・サリス・良利(ラリー)(杉戸農業高等学校/埼玉ユース自転車競技部)トップから+7分17秒 ※オープン参加
DNF:槇 勇人(埼玉ユース自転車競技部

◆ユースフルリザルト(JBCFホームページへジャンプ)

<E3:72km (6km×12)>

*優勝の馬場慶三郎がアルカンシエル(フランス語で”虹”)の前でポーズ。

1位:馬場 慶三郎(埼玉ユース自転車競技部)1時間51分59秒(時速38.57㎞)
2位:重田 恵杜(Team CUORE)トップから+16秒
3位:山内 怜旺(イナーメ信濃山形-EFT)トップから+16秒
◆E3フルリザルト(JBCFホームページへジャンプ)

■小俣コーチによるコメント:

埼玉ユース自転車競技部の初の公式レースとなる今大会。
U15は3名、ユース2名、E3が1名の選手が出走。出場した各選手ともに現時点での実力を出し切った。
この日、特筆すべきはE3の馬場だった。残り3周で一人で飛び出し、そのままリードを保ったままゴール。前週のJCRCの惨敗を生かし、自分の持ち味を十分発揮したレース運びだった。その他にもU15で2位、5位という健闘ぶり。
半年前に生まれたばかりの埼玉ユース自転車競技部。幸先の良いスタートダッシュである。

各種外部メディア・大会公式レポート

【JBCF公式】
・東日本ロードレース群馬大会Day-1 レポート(←クリックでジャンプ)
・東日本ロードレース群馬大会Day-2 レポート(←クリックでジャンプ)
【シクロワイアード】
・Day-1:最終周に飛び出した窪木一茂が独走勝利 女子は植竹が今季4連勝(←クリックでジャンプ)
・Day-2:E1は集団スプリントを塩澤が制す 女子は五輪代表の梶原が植竹を下し優勝(←クリックでジャンプ)

<Day1>平井光介(JCF強化指定/EQADS)を含む 7人の逃げ集団が形成される(Photo: Nobumichi KOMORI/Cyclowired

【参考リンク】

<2021年「エキップアサダ(EQADS)」メンバー>