【EQADSレポ】極寒のなか、風を裂き、雲を散らして陽光を手繰り寄せるEQADS(2/5&6)

Kenichi Yamazaki2022/02/07(月) - 11:56 に投稿

【EQADSレポ】極寒のなか、風を裂き、雲を散らして陽光を手繰り寄せるEQADS(2/5&6)

EQADSが国内でトレーニングを積む埼玉の冬は寒い。

しかしそれはロードレースに重要な体力温存の大切さや、風の存在を際立たせる。

厳しい環境で強固になった肉体とチームメートとの絆で、EQADSは世界に立ち向かってゆく。

【2月5日&6日チームトレーニング内容概要】

<2月5日(土)U23トレーニング>
天候:晴れ曇り3~4℃ 北風
実施内容:

・15分B強度反復x3

・100㎞(3時間40分)

・ウエイトトレーニング等

浅田監督によるコメント(2月5日):

雪雲が山に掛かり北風が冷たくこの冬一番寒く感じた一日。反復走では自転車がスイスイ転がる感覚が見られず選手の動きも重い様子だが、先週からの比較で最低限の強度更新はクリアした様だ。最後は無理にオールアウトしたりペダリングが筋力依存(踏み踏み)にならぬように注意を促した。気温が上がらず辛抱強さが必要なトレーニングだが、暖かくなれば一気に状態も上がり動きが良くなるだろう。今週よりウエイトトレーニングはヴォリュームを軽減し、最大維持筋力に切り替える。

<2月6日(日)U23トレーニング>
天候:晴時々曇り 2~4℃ 強めの北風
実施内容:

145㎞走行(4時間45分)

・ミドル強度ローテーション、TFR、フリー走、スプリント含むモデルトレーニング

浅田監督によるコメント(2月6日):

更に寒い一日、晴天ながら時々現れる雪雲から小雪がちらつき、道端を流れる小川も凍っている。前半は強い向かい風を切り裂き進み、後半は追い風に背中を押されペダリングのピッチも上がる。寒さでコンディションが上がっている自覚は無いが、冷たい風を切り㎞を重ねる事と体温維持のエネルギーの無駄遣いは充電容量を広げている。そんな中でもトレーニングメニューは予定通り消化。しかし同じ練習コースでも氷を襟に入れて走っていた真裏の季節が懐かしい。

【参考リンク】

<2022年「エキップアサダ(EQADS)」メンバー>