【EQADSレポ】『群馬CSCロード Day2』海外遠征による疲労に襲われ惨敗。根本的な体力強化が今冬の課題(9/24)

Kenichi Yamazaki2022/09/26(月) - 14:26 に投稿

【EQADSレポ】『群馬CSCロード Day2』海外遠征による疲労に襲われ惨敗。根本的な体力強化が今冬の課題(9/24)

レースカテゴリー名

『群馬CSCロードレース 9月大会 Day 2』

期間・日程

2022年9月25日(日)

開催地

群馬サイクルスポーツセンター(群馬県)*逆時計周り

【リザルト】

<Day2>

【E1=120㎞(6㎞ x 20周)】

(↑写真)集団内で走る中山竜一(EQADS U19)。

1位:島野 翔汰(YURIFitCyclingTEAM)3時間5分14秒(時速38.86km/h)
2位:高岡 亮寛(Roppongi Express)+0
3位:橋本 友哉(TRYCLE.ing)+3秒

DNF:中山竜一(EQADS U19)

フルリザルト PDF(Day2-E1)

 * * *

【E2=72㎞(6㎞ x 12周)】

(↑写真)集団の先頭でライバルの動きを伺う町田朝陽(EQADS U19)

1位:山口 瑛志(LEVANTE HOPE)1時間52分37秒(時速38.35km/h)
2位:西村 行生(慶應義塾大学)+23秒
3位:佐藤 愛祈(ハヤサカサイクルレーシングチーム)+23秒
42位:町田朝陽(EQADS U19)*制限時間外ゴール

◆フルリザルト PDF(Day2-E2)

<コーチによるレース後コメント>

EQADS本体が欧州で荒波に揉まれている中ジュニアカテゴリーの町田、中山は欧州から一足早く帰国。本場で経験した走りをどういう形で見せてくれるのか、期待が膨らむ。
特に中山は韓国で行われたネイションズカップにて初めてのステージレースを経験し、成長が期待された。台風が近づきつつあるものの、朝方は雨が降っていたが気温はそれほど低くならず、午後からは強い日差しの一日となった。

E1(中山竜一出場)
E1にしては長い20周=120kmの長丁場。
展開次第では力のある選手が勝てる魅力的な状況。
レースは序盤から逃げ集団ができ、追走集団もまもなく形成された。そして、その後も第三集団が出来るなど、積極的な展開が繰り広げられた。
しかし、中山はそのどの集団にも入っておらず、後方待機のまま周回を重ねる。
そしてレースが半分を過ぎた頃、メイン集団が活性化を始める。追走集団を徐々に捕捉し、ここからレースが動き出す!
そんな矢先だった。メイン集団が過ぎ去ってしばらくして、苦しそうな形相で独走する選手がいた。中山だった。
そして体調不良によりその周でバイクを降りる事になった。

E2(町田朝陽出場)
今大会は群馬CSCを逆に回るコースレイアウト。通常は下りの勢いで登りきる事ができるが、逆回りでは下りは一瞬に過ぎ、登りがだらだらと続き、周を重ねるごとに足が削られていく。
3周目で集団はばらけるかと思いきや、なかなかアタックが決まらない。そうしていくうちに集団後方の選手は徐々にちぎれていく。

町田は序盤は先頭付近にいたものの、徐々に集団後方にいる事が多くなっていった。そして残り2周となった10周目。何の前触れもなく集団からいなくなってしまった。
なんとかゴールまではたどり着くものの、バイクを降りると歩くのもおぼつかない様子。
原因はハンガーノック。
またしても、準備不足が露呈した結果となった。


2選手とも、残念な結果となった。
それは本人が一番自覚している事だろう。
これも経験といえば、そうなのかもしれない。
しかし、次に進むにはどうしたら良いか?
結果には必ず原因がある。
そして、その原因が何なのか?
よく考え、自分なりに答えを見つけてほしい。
それが間違っていたとしても、必ず次につながる筈。
それは当事者である選手にしか出来ない大切な事。

焦ることは無い。

しかし、無駄な時間はない。

【参考リンク】

<2022年「エキップアサダ(EQADS)」メンバー>