【レースレポ(EQADS/日本代表U23)】『GP・モン・プジョル(4/2)』松田祥位が仏トップアマレースで10位の大健闘。フランドルU23に向け勢いを付ける

Kenichi Yamazaki2018/04/03(火) - 18:45 に投稿

■↑仏トップアマの”エリートナショナル”カテゴリーレースを10位で完走する松田祥位に惜しみない激励を送る観客達。

本場欧州のレースでは山岳レースでなくても最終ゴールに激坂が設定される事が多く、観客は”焼き上がった(疲労困憊)”選手たちが最後の力を振り絞る姿を楽しみに観戦する。

 

松田プジョル

■↑トップ写真のわずか10秒前のシーン。ゴールに向けて力を振り絞る松田。

 

depart

■↑スタートラインに並ぶ蠣崎、松田、山本(大)。U23世界最高峰シリーズ「UCIネイションズカップU23」を転戦中の三人。表情に調子の良さがみなぎる。

レース&カテゴリー名

GPモン・プジョル(エリートナショナル)

Prix de la Ville du Mont Pujols(Elite National)

期間・日程

2018年4月2日(日)

距離

110km

EQADSからの出場選手

蠣崎 優仁(EQADS)

松田祥位(EQADS)

開催地

フランス ロット=エ=ガロンヌ県

【結果/リザルト】

1位:ORLHAC Boris(フランス/TEAM PRO IMMO NICOLAS ROUX)2時間42分36秒(平均時速40.59km)

2位:CARLIER Alexis (フランス/TEAM PRO IMMO NICOLAS ROUX)トップと同タイム

3位:VAN NIEKERK Morne (南アフリカ/TEAM CHRISTIAN MAGIMEL)トップから+24秒

10位:松田祥位(EQADS/日本代表U23)トップから+1分54秒

DNF:山本大喜、蠣崎優仁

 

<浅田顕監督によるコメント>

『勾配のきつい登り区間がある1周11㎞の周回コースを10周するレース。ナショナルチームは7日に行われるU23ネイションズカップの調整レースとして参加。レースは序盤からのハイペースと風の影響もあり消耗戦となり2周目で先頭集団が25名程度に絞られる中、チームからは松田が唯一残る。その後の展開により終盤の勝負は15名程度に絞られ最終回へ、松田は先頭には残れなかったもののフランス国内トップエリート選手に混じり10位でのゴールで実力をアピールした。蠣崎は昨日所属チームで走り6位入賞したレースの疲れがあり途中棄権、山本は序盤まで追走グループに付けたが、先頭を捕える事が出来ない事から勢いを維持できずリタイアとなった。TOUR DES FLANDRES U23までもう1レースを調整で走るが、今日と同じく評価の高いレースなのでチャンスがあれば上位を目指し、同時にコンディションを上げて行きたい。』

【参考リンク】

<2018年「エキップアサダ(EQADS)」メンバー>