【EQADSレポ】「群馬ロードレース8月大会 Day-1&2(8/22&23)」西本がDay2ユースで逃げ切り優勝!

Kenichi Yamazaki2020/08/23(日) - 12:08 に投稿

■写真↑:先日の宇都宮クリテE1でも活発な逃げを打っていた西本健三郎が、遂にユースで逃げ切り優勝の結果を出す。

 

レース&カテゴリー名

群馬ロードレース8月大会/交流戦 Day-1
群馬ロードレース8月大会/交流戦 Day-2

期間・日程

2020年8月22日(土)&23日(日)

開催地

群馬サイクルスポーツセンター

 

【結果/リザルト】

<Day1:交流戦P1xE1 >

*雷雨のため、選手の安全性を考慮し中断の後にレース中止。

<小俣康司コーチのコメント>

群馬CSCの標高は約900m。
普段練習している埼玉県と比べれば涼しく過ごしやすい高地とも言える。
実際に温度計は5℃ぐらい低く表示されていて、その高地ゆえの日差しさえなければ、この季節のレースも日常の練習環境に比べれば苦にはならない。
当日はときおり吹くさわやかな風を感じながら、スタートまでの時間を過ごした。
マネージャーミーティングでは予報されていた雷雨の際の対応について再三アナウンスされていた。

EQADSからは平井、湯浅。
準所属の八王子桑志高校の留目、西本。
そしてジャパンナショナルチームとして小出、川崎の計6名での参加となった。

レースは遠くから雷鳴が聞こえる中スタートとなった。
序盤からペースは速かった。交流戦となる今回のレースは実力差が通常より大きい為、序盤の篩分けで人数はあっという間に減っていく。
EQADSも好調。2週目に平井を含む20名ほどの先頭集団が出来、これが決まるかと思いきや、ペースが少し緩んだところで追走集団により吸収された。
レースはそのまましばらくは集団のまま進み、7周目に新しい展開がはじまりつつあったものの、雷鳴が近づいた事によりその時点でレースは中断。そして30分後、正式にキャンセルのアナウンスがあり、数少ない貴重なレースは残念ながら勝者不在のまま終わってしまった。

<レース写真>

■Day1 交流戦P1xE1:1周目の留目夕陽(緑ジャージ)、平井光介(EQADSジャージ)、川崎三織(ジャパンナショナルジャージ)。

 

■Day1 交流戦P1xE1:2周目の湯浅博貴。

 

■Day1 交流戦P1xE1:4周目。平井光介が先頭を走る。

 

■Day1 交流戦P1xE1:7周目の湯浅博貴(EQADS)、西本健三郎(緑ジャージ)、小出樹(ジャパンナショナルジャージ)、平井光介(EQADS)

 

<Day2:ユース>

優勝:西本健三郎(八王子桑志高校/EQADS準所属)
2位:渡邉 和貴(LINKVISION GIRASOLE CYCLING)トップから+24秒
3位:中野 大詞(紫波総合高等学校)トップから+24秒

DNF:留目 夕陽(八王子桑志高校/EQADS準所属)

フルリザルト

■独走態勢に入り踏みまくる西本健三郎。

 

<Day2:交流戦P1xE1>

1位:石原悠希(ヒンカピー・リオモ・ベルマーレ・レーシングチーム)2時間51分46秒
2位:レオネル・アレクサンダー・キンテロ・アートアーガ(マトリックスパワータグ )トップから+1秒
3位:河賀雄大(eNShare レーシングチーム)トップから+1秒

19位:湯浅博貴(EQADS)

DNF:平井光介(EQADS)*落車

<小俣コーチによるレポート>
■ユースクラスタ
昨日のP1&E1の交流戦に出場したものの、雷による中断の為、不完全燃焼の西本、留目(共に準所属)。
出来るならば、今日も同じクラスタで戦いたかった事だろう。
そのうっ憤をはらすべく積極的に動いた事が功を奏したのかもしれない。
西本、留目を含む3名の逃げが成功した。
その後、留目は原因不明のメカトラの為、残念ながら離脱。残念ながら、これもレース。
そして、残り半分を過ぎた頃、西本がアタック。
そこから独走が始まった。
西本は今年、JBCF初参戦ながらも着実に上位でフィニッシュしており、この辺で勝利が欲しいところ。
その期待に応え、そのまま独走でフィニッシュラインを通過した。

■JPT&E1
EQADSからは平井、湯浅。ジャパンナショナルチームからは、小出、川崎の計4名での参加となった。
今回は一周6kmの起伏のあるコースを20周、計120km。10周以降に雷があった場合は中断とならずに成立する旨がアナウンスされ、スタートとなった。
序盤からアタックが繰り返されたものの、どれも決まらず。平井もスプリントポイントを利用して逃げを試みるが間もなく吸収。そんな中、7周目辺りで5名の逃げが成功した。その状態はしばらく続いたものの、終盤に差し掛かる頃、レースは振り出しに戻った。
その後、EQADSは目立った動きがなく、ラストの勝負を決めた7名の逃げに加わる事が出来なかった。
そして、追走集団内でのスプリントで平井が落車。湯浅は完走という結果に終わった。

出場出来るレースが少ない中、チャンスを確実に掴んでいきたい。
 

 

【参考リンク】

<2020年「エキップアサダ(EQADS)」メンバー>