【EQADSレポ】『JBCF東日本ロード(6/18&19)』中山竜一(E2)&町田朝陽(E3)が勝つべきクラスできっちりと勝利し、着実にステップアップを果たす。

Kenichi Yamazaki2022/06/18(土) - 10:19 に投稿

(↑写真)Day1-E3クラス。サバイバルレースの最終盤に抜け出し、マッチスプリントを制した町田朝陽(EQADS U19)。町田は翌日の同クラスでも勝ち、E2完全優勝を果たした。

 

(↑写真)Day1-E2クラス。降雨の大混戦、中山竜一(EQADS U19)が力づくで勝利を千切り獲った。

【EQADSレポ】『JBCF東日本ロード(6月18/19日)』中山竜一(E2)&町田朝陽(E3)が勝つべきクラスできっちりと勝利し、着実にステップアップを果たす。

日本最難関のアップダウンコースで二日間に渡って開催された本大会。集団内で休みやすい平坦区間がほとんどなく、地脚が如実に表れるコースのため、翌週開催される日本一決定戦、「全日本選手権ロード」の行方を占う上で重要な舞台だ。降雨&猛暑などの荒天に見舞われ厳しい戦いとなったが、若手選手が勝つべきレースできっちりと勝ち切り、未来を切り開く有意義な週末となった。

レースカテゴリー名

『第56回東日本ロードクラシック修善寺大会』

期間・日程

2022年6月18日(土)Day1

開催地

日本サイクルスポーツセンター(静岡県)

【リザルト】

<Day1>

【E2=45㎞(5㎞ x 10周)】

(↑写真)中山竜一(EQADS U19)が最後の登りスプリントで先行選手らを捲り、意地の勝利

1位:中山竜一(EQADS U19)1時間27分14秒
2位:玉城翔太(日本体育大学)
3位:舘岡賢弥(ハヤサカサイクルレーシングチーム)

◆フルリザルト PDF(Day1-E2)

(↓映像)Day1-E2レース最終局面の録画映像(注:6月20日23時以降は有料):

 

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【E3=35㎞(5㎞ x 7周)】

1位:町田朝陽(EQADS U19)1時間0秒4(平均時速34.95km/h)
2位:夏目店斗(LEVANTE HOPE)+0
3位:坊 紳(SNIFF・OUTDOORLIFE Racing)+0

◆フルリザルト PDF(Day1-E3)

(↓映像)Day1-E3レース最終局面の録画映像(注:6月20日23時以降は有料):

 

<Day2>

【JPT/P1=110km(5㎞ x 22周)】

(↑写真)炎天下のJPT/P1でメイン集団に喰らい付く山田拓海(EQADS)

1位:小林 海(マトリックスパワータグ)3時間2分41(平均時速:36.12km/h)
2位:トマ・ルバ(KINAN Racing Team)+4秒
3位:レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)+2分51秒
19位:山田拓海(EQADS)+6分28秒
DNF:馬場慶三郎(EQADS)
DNF:長川達哉(EQADS)
DNF:川崎三織(EQADS)
DNF:西本健三郎(EQADS)

◆フルリザルト PDF(Day2-JPT/P1)

小俣コーチによるDay2-JPT/P1レースコメント>

距離は110kmと短いものの、5kmサーキットの22周はその数字をそのまま受け取ってはいけない。勝つのも難しいが、ラップも短い為、完走も実力が無いと難しい。
不調を脱し切れていない西本、川崎は暑さにやられてしまい、早々にリタイヤ。長川も徐々に集団内の位置を下げリタイヤとなった。馬場は時折、集団の先頭も走って粘ったものの、残り2周で降ろされてしまった。結局残ったのは、最近好調の山田のみ。勝負のかかった最終場面で全力で食らいついたものの、優勝争いに絡むことは出来なかったが、価値ある完走ではなかったか。
来週は全日本。
残された時間は決して多くないが、それでもやるべき事はある筈。
個々の現状の中で、万全を尽くして挑んでもらいたい。

(↓映像)Day2-JPT/P1レース最終局面の録画映像(注:6月20日23時以降は有料):

 

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【E2=45㎞(5㎞ x 10周)】
1位:高木 俊輔(Racing CUBE)1時間17分40秒(平均時速:34.75km/h)
2位:中村 圭吾(バルバクラブタカオカ)+1秒
3位:小倉 功太郎(フィッツ)+1秒
4位:中山竜一(EQADS-U19)+4秒

◆フルリザルト PDF(Day2-E2)

(↓映像)Day2-E2レース最終局面の録画映像(注:6月20日23時以降は有料):

 

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【E3=35㎞(5㎞ x 7周)】

1位:町田朝陽(EQADS U19)1時間0秒45
2位:大島 義昭(LINKVISION GIRASOLE CYCLING)+0秒
3位:坊 紳 (SNIFF・OUTDOORLIFE Racing)+1秒

◆フルリザルト PDF(Day2-E3)

小俣コーチによるDay2-E3レースコメント>

日本CSC5kmサーキットはきつい上りと下りしかないコース。実力があれば勝ちやすいコースレイアウトだ。
昨日のレースで優勝し、今日が最後のE3となる町田。
上りの度にアタックをかけるが、マークがきつくなかなか逃がしてもらえない。
最終周の上りで麓からアタックをかけると、ようやく後続を引き離す事に成功。続く下り区間で差を縮められるものの、最後はなんとか力を振り絞ってゴール。
二日連続の勝利となった。
次戦よりE2。ようやく階段を一つ上る事が出来た。この勢いで、更なるステップアップを期待したい。

(↓映像)Day2-E3レース最終局面の録画映像(注:6月20日23時以降は有料):

 

【Y2=30km(5㎞ x 6周)】

(↑写真)EQADSの弟分クラブチーム「埼玉ユース自転車競技部」の澤野司が逃げ切り優勝!

1位:澤野 司(埼玉ユース自転車競技部)57分18秒(時速31.40km/h)
2位:佐竹 清亮(AVENTURA VICTORIA RACING)+1分49秒
3位:野村 慧晴(AVENTURA VICTORIA RACING)+3分51秒
4位:新井 優貴(埼玉ユース自転車競技部)+7分41秒

◆フルリザルト PDF(Day2-Y2)

小俣コーチによるDay2-JPTレース後コメント>

距離は110kmと短いものの、5kmサーキットの22周はその数字をそのまま受け取ってはいけない。勝つのも難しいが、ラップも短い為、完走も実力が無いと難しい。
不調を脱し切れていない西本、川崎は暑さにやられてしまい、早々にリタイヤ。長川も徐々に集団内の位置を下げリタイヤとなった。馬場は時折、集団の先頭も走って粘ったものの、残り2周で降ろされてしまった。結局残ったのは、最近好調の山田のみ。勝負のかかった最終場面で全力で食らいついたものの、優勝争いに絡むことは出来なかったが、価値ある完走ではなかったか。
来週は全日本。
残された時間は決して多くないが、それでもやるべき事はある筈。
個々の現状の中で、万全を尽くして挑んでもらいたい。

【参考リンク】

<2022年「エキップアサダ(EQADS)」メンバー>