【EQADSレポ】欧州に偶然の勝利は無し。勝利目前での足踏みを余儀なくされるEQADS(9/17)

Kenichi Yamazaki2022/09/18(日) - 19:30 に投稿

  ◇(↑写真)4位でゴールする馬場 慶三郎(EQADS)。チームとしてはことごとく地元の強豪チームに叩きのめされているが、力、戦略、経験不足など敗因は明白。しかしレース数が多い欧州では、敗因の修正もすぐに試す事が出来、選手の成長速度も速い。

【EQADSレポ】欧州に偶然の勝利は無し。勝利目前での足踏みを余儀なくされるEQADS(9/17)

どうしても勝てないEQADS。勝つ選手は常に同じチーム、同じ選手が続き、絶対的な実力差を見せつけられる。しかし消極的なレース展開が皆無だからこそ、力の差が如実に表れ、勝つべき選手が勝つ。これこそEQADSが欧州に戦いの場を求めた理由であり、この地だからこそ「ツール・ド・フランス」の様な修羅場で戦える選手が生まれてくる。

レース基本情報

レース名:

9月17日:「プリ・ド・ラ・サン-マシュー・ア・ヴィク・フェゼンザック(Prix de la Saint Mathieu à Vic Fezensac)」

カテゴリー

FFC(フランス自転車競技連盟)1,2,3,ジュニア全カテゴリー

開催地

ヴィク・フェンゼンザック(フランス)

【リザルト】

9月17日(土)「プリ・ド・ラ・サン-マシュー・ア・ヴィク・フェゼンザック」85.5km(1.9km x 45周)

1位:Lilian LANGELLA(フランス/GSC BLAGNAC VELO SPORT 31)3時間18分15秒
2位:Gabriel PEYENCET(フランス/A.PO.GE CYCLISTE – TEAM U CUBE 17)
3位:Adrien VIDAL(フランス/GSC BLAGNAC VELO SPORT 31)
4位:馬場 慶三郎(EQADS)
5位:川崎三織(EQADS)
6位:長川達哉(EQADS)

◇(↑写真):優勝したのは2000年生まれのリリアン・ランジェラ。今のEQADS選手達と同様に入賞はするもどうしても勝ち切れない選手だったが、シーズン終盤にようやく勝利の女神が彼に微笑んだ。(写真 sud gironde cyclisme)

◇(↑写真):夏の終わり&秋の始まりを告げる祭り(フェット)と併催された本レース。フランスでは定番のレース開催スタイルであり、地元の老若男女がレースを観戦する。(写真 sud gironde cyclisme

◇(↑写真):フランスの地方で走る日本人選手はとにかく目立つため、会場のMCや観客からも注目の的だ(写真 sud gironde cyclism

◇(↑写真):10分程度ごとにやって来る”賞金”周回では、レースがヒートアップする(写真 sud gironde cyclisme

【参考リンク】

<2022年「エキップアサダ/EQADS」レースカレンダー>

<2022年「エキップアサダ/EQADS」メンバー>