"ステイホーム"でも強靭さを増すEQADS選手達

Kenichi Yamazaki2020/05/13(水) - 11:53 に投稿

まず初めに、新型コロナウイルスの犠牲となられた世界中の皆様のご冥福をお祈り申し上げます。そして、新型コロナウィルスの脅威が収束し、早く平和な日常が皆様に戻ってくる事を切に祈っております

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アジアで新型コロナウイルスが猛威を振るい始めた1月下旬。率直なところ、まもなく欧州へと向かうEQADS選手達にとっては少々他人事でした。
しかし、2月中旬に欧州へと降り立ち、3月初めまでに約10レースをこなした頃に世界の空気が変わってきました。
欧州がアジアの次に世界コロナ禍の中心地となったのです。
EQADSが拠点とするフランスでも3月17日に緊急事態宣言が発令され、ほぼ屋外でのトレーニングが禁止に。当然レースも中止とされ、国境が締まるのでは!?との懸念の中、約一か月の欧州滞在の後に急遽日本に帰国した選手達。

外で練習できない環境の中、EQADS選手達もさぞや鬱々とした日々を過ごしているかと思いきや・・・・若さゆえの柔軟さを武器に、充実した #StayHome 月間を過ごしております。

5月14日現在、EQADS選手が主戦場とする欧州でのレース再開予定は8月の予定。選手たちはトンネルの出口へと向けて、“通常シーズンよりも強くなってしまうのでは!?”と思えるほど熱心にコロナ禍トレーニングに励んでおります。

そんな各選手の#StayHome生態!?をここにご紹介致します:

 

■渡邉 歩(わたなべ あゆむ)
U23/福島県出身/1998年生
(海外クラブ派遣/EQADS準所属)

*画像編集 by 渡邉歩

< 室内トレでの工夫>

室内トレーニングの工夫はその世界にのめり込む事です。Zwiftが主なトレーニングですが、想像力を働かせると見えてくるのはオランダの風車でした。何事にも、どんな状況でも本気で取り組むことにより見える世界があるという事をこの環境から教わりました。今ではレースすらもイメージすることができます。もちろん勝ちますよ。

< レース再開時に楽しみにしていること、意気込み>
オフシーズンをもう一度もらった様なもので、ベーストレーニングで更なる高みへ行けるための準備期間となりました。春先にかなりの手ごたえを感じての帰国となったのでフラストレーションは溜まっていますが、それを力に変えて勝利、リザルトを掴み取ります。U23最終年ですからね。やることやるだけです。

 

■松田 祥位(まつだ しょうい)
U23/岐阜県出身/1999年生
(海外クラブ派遣/EQADS準所属)

*派遣先チーム「AVCAIX」ジャージ

< 室内トレでの工夫>

こちらフランス(EQADSからのメモ:松田はコロナ禍中も仏に滞在)では3月17日から外出が制限され始め、これまで1ヶ月半の室内トレーニングを余儀なくされましたが、日本の世界に誇るアニメのおかげでなんとか乗り切ることができそうです。
攻撃的な練習の時はアドレナリンが出てくるワクワクバトルものを、淡々とした練習ではくすぐったく泣きそうな学園部活ものを見たり。感情をコントロールできていたかは知りませんが、練習に合わせて見ていました。
ローラー上では心拍が高く出て、その後に作品を見る際にもストーリーに入り込みやすくとてもよかったです。

< レース再開時に楽しみにしていること、意気込み>
今年はスロースタートを意気込んでシーズンインしましたが、序盤にこのロックダウンが来てしまいました。ちょうど体もレースに慣れてきた頃だったので残念でしたが、慣れを維持してこの期間に強化できたと思うのでレースまでの期間を有意義に使っていきたいと思います。
こちらのレースは刺激的で組織で敵チームを殴ってきます。戦略も細かく立てないといけないですし、チームメイトや自分の状況も確立させなければいけません。やることがたくさんあり、自分にとってとても新鮮でまだまだ考えなくてはいけないことがたくさんあります。言葉も、難しいです。強いです。
だからこそ本当にレースで勝ちたいと思うようになりました。
欧州ロードレースDN1、Eliteを走って人生で初めて出てきた感情です。

 

■蠣崎 優仁(かきざき ゆうじん)
U23/静岡県出身/1999年生
(海外クラブ派遣/EQADS準所属)

< 室内トレでの工夫>

室内でのトレーニングがとても苦手な自分が行き着いた答えが、アンドラ(フランス&スペイン国境のピレネー山脈山奥にある小国)に住む一流プロ選手達のSNSを見てひらめいた「ベランダローラー」です!
視線の先には伊豆の山々、さらに振り返れば富士山が見える日もあるんです!!
これはアンドラにも負けてないですよね!?笑
さらに派遣所属先「Vélo Sport Valletais」では、フランスの厳しいロックダウン下でもなんとかして質の高い練習をするべく、ネットを活用して「バーチャル合宿」が2回開催され、充実した室内練習ができています!

< レース再開時に楽しみにしていること、意気込み>

エリートナショナルでの連続Top20入りから始まった2020シーズンは、過去最高の仕上がりの良さで、非常に期待できるシーズンインでした。
今こそ自分を信じる力が試される時で、この世界中の不安にも流されることなく自分のやるべきことをしっかりとやりきり、誰よりも完璧に仕上げ直した自分がどこまで自転車の聖地ブルターニュで通用するのか、楽しみで仕方ないです!!
再び始まる2020シーズン第2章に、ぜひご期待ください!

 

■小出 樹(こいで いつき)
U23/長野県出身/1999年生
(京都産業大学/EQADS準所属)

< 室内トレでの工夫>

室内のローラートレーニングでは、パソコンとスマホを使用して、Zwiftや映画、音楽など複数のコンテンツを同時に使用してトレーニングをしています。こうすることで、景色の変わらない単調なトレーニングでも、長時間続けることができます。また、先日は大学のオンライン授業も始まり、ローラーの上で授業を受けるなんていうことも可能になりました!が、よい子は真似しないでください!(笑)
また、筋力トレーニングでは、ウェートをかけられないため、回数と速さを意識してトレーニングしています!

< レース再開時に楽しみにしていること、意気込み>

レース再開で競走できることはもちろん、会場でチームメイトやライバル、友達など知り合いに会えることを楽しみにしています
また、大学の始業が遅れたこと、授業が変則的になったことにより、例年より練習時間は取れていると感じており、一層強くなった自分をアピールすることが楽しみです!応援よろしくお願いします!

 

■小笠原 匠海(おがさわら たくみ)
U23/東京都出身/2000年生
(海外クラブ派遣/EQADS準所属)

< 室内トレでの工夫>

固定ローラーを中心に、自宅でできる筋トレ等のトレーニングを行っています。 特に最近行っているのは縄跳びです。短い時間でも心拍数を上げられるのでロードレースにも効果的なのではと考えています。 バイクトレーニングは飽きないように、ロードバイク、タイムトライアルバイク、ピストバイクと3種類の自転車でトレーニングしています。また一度に長く乗るのではなく、短い時間で強度を上げたり1日に2度に分けてトレーニングを行っています。

< レース再開時に楽しみにしていること、意気込み>

大変残念な状況ではありますが、自分自身を見つめ直す時間だと思い毎日を過ごしております。レースが再開された時に最高のパフォーマンスを発揮できる様にしっかりと準備して行きたいと思います。 新型コロナウィルスの感染拡大が1日早く収束する事を祈っております。そして支えて下さる皆様が笑顔になれる様なご報告ができるように、与えられた時間を無駄にせず過ごして参ります。 今後ともご声援頂けます様お願い致します。

 

■平井 光介(ひらい こうすけ)
U23/山梨県出身/2000年生
(EQADS)

< 室内トレでの工夫>
私は主にZwiftを用いてバーチャル世界で活動しています。これまでローラーは1時間でさえ乗るのが苦だった自分ですが、この自粛期間で普段のトレーニングと変わらない量をこなせるようになりました。テンポのいいアニメソングがキツイメニュー時の心の支えになっていることはここだけの秘密です。この期間をチャンスととらえ、苦手意識のある上半身の筋トレにも取り組んでいます。最近になってその効果が目に見えてきたので、実走が楽しみです。

< レース再開時に楽しみにしていること、意気込み>

この長いオフ期間では、春の欧州遠征で感じた弱点の克服に重点をおいて取り組んでいます。レースがない為、モチベーション維持が大変に感じる時もあります。しかしながら、最近ではトレーニングの効果をひしひしと実感できているので、早くレースがしたくてたまらない気持ちです。コロナウイルスが収束し、レースが再開されたときには、去年の平井光介から一皮むけた姿を披露できるようにトレーニングに励んでいきます。

 

■湯浅 博貴(ゆあさ ひろたか)
U23/埼玉県出身/2001年生
(海外クラブ派遣/EQADS準所属)

< 室内トレでの工夫>

只今新型コロナウイルスの影響により外でのトレーニングが行えないため、室内でZwiftをメインにトレーニング行っています。これまでローラートレーニングは疾走感がなくとてもつまらないトレーニングでしたが、Zwiftを使用し始めてからはとても楽しくトレーニングを行えています。室内トレーニングを通して実力とともに、Zwiftスキルもついてきたので、Zwiftの中ではかなり上位の実力を有していると自負しています。

< レース再開時に楽しみにしていること、意気込み>

長期間の室内トレーニングを経て以前よりもパワーがついたので、レースが再開した際には大きなリザルトを残せるよう頑張りたいです。また、個人的に室内トレーニングでは長時間のトレーニングが難しく消費カロリーが少ないため、食事の量を管理せざるを得ませんでした。よって、自粛期間が明けた際にはたくさん乗り込んでおいしいものをいっぱい食べようと思います。

 

■川崎 三織(かわさき みおり)
U23/埼玉県出身/2001年生
(EQADS)

< 室内トレでの工夫>

まず、室内という狭い空間の中で少しでもモチベーションを高く持ちながら練習するためにバーチャルアプリ(Zwift)を活用しています。自分のモットーでは、メニューはもちろん大切ですが、トレーニングを楽しみながら出来ているかが1番大切なことだと思います!また、その点を兼ねてトレーニングをふまえながら、色々な料理を日々研究しています!ちなみに得意はペペロンチーノです!(笑)

 

<レース再開時に楽しみにしていること、意気込み>

何よりレースでしか味わえない、走っている時の高揚感をまた味わえることを何より楽しみにしています!また、同学年の選手やエリートの選手と対等にレースができる日を待ちわびています!そして、日本の中で最も重視している全日本選手権や海外のUCIレースに向けて、自分の実力がどのくらい通用するかがとても楽しみです!

 

■津田 悠義(つだ ゆうぎ)
ジュニア/愛知県出身/2002年生
(三好高校/EQADS準所属)

< 室内トレでの工夫>

レースのないこの時期を活用し、今シーズンの課題である筋力向上のため、筋力トレーニングを中
心に、自転車の室内トレーニング+室内での筋力トレーニングを重点的に行っています。特
に体幹部分、下半身を重点的にやっています。初めにローラー台にてウ
ォーミングアップをかねて体をほぐし、その後に筋力トレーニングを行っています。また
筋力トレーニングでは重りを使って負荷を掛けています。このトレーニングを続けて筋力を向上したいと考えています。

< レース再開時に楽しみにしていること、意気込み>

今の率直な心境はいち早くレースを走りたいという気持ちです。そのために今はレースに対する準備な時間が増えたと思い、ポジティブに考えるようにしています。今シーズンは何としてでも世界選手権で結果を残したいです。開催場所が変更される可能性もあると思いますが、どんなコースになっても必ず結果を残せるよう日
々取り組んで行きたいです。また、レースが始まったら皆さんに感動や興奮を与えさせて頂けるような走りをしますので、是非応援、ご声援宜しくお願いします!!!!また生駒ちゃんポーズも期待していてください!!!

【参考リンク】

<2020年「エキップアサダ(EQADS)」メンバー>