チームフィロソフィー

Cyclisme Japon - Equipe Asada - EQADS

ツール・ド・フランス出場が私たちエキップアサダ/EQADSの目標です。

自転車選手なら、誰もがあこがれる世界最高峰の自転車レース、『ツール・ド・フランス」。 その舞台へ挑む日本のチーム、それが『エキップアサダ』です。そして、『エキップアサダ』が有望な若手を発掘し強化するために設立したのが『EQADS』となります。エキップアサダとEQADSを合わせて「エキップアサダプロジェクト」と称しています。

選ばれし者しか走る事の出来ないツール・ド・フランス。 いつか必ず出場するという夢を胸に、私たちは今チャレンジしています。 道のりは長く険しいですが、一歩一歩、しかし確実に進み続けています。 そう、遥かなるシャンゼリゼを目指して。

Équipe Asada Logo
日本のシンボル『富士山』を中心に据えたエキップアサダのロゴ

 

EQADS
”エキップアサダ強化システム”の英語訳を短縮したのがEQADSです。

<エキップアサダ/EQADS代表、浅田顕より>

浅田 顕
エキップアサダ/EQADS代表・浅田 顕

『日本を代表するチームとして、すべてのサイクリストの憧れである世界最大級のスポーツイベント「ツール・ド・フランス」へ参戦・活躍することがチームの目標です。 近年の私たちの活動成果を踏まえ、現在では複数の日本人選手がツール・ド・フランスを走りきる実力を身につけていると確信しています。

 

近々我々のチームが「ツール・ド・フランス」への出場を立候補すべく、今後も欧州を中心としたレース活動でステップアップを続けていきます。

 

それと同時に、日本での自転車ロードレースの認知度を高めることで、全国で行われようとしている自転車をテーマにした活動がより円滑に行えるためのお手伝いと、サイクルスポーツや自転車という乗り物が、これからの社会で重要な役割を果たすべく後押しが出来るように世界中を走り続けます。

 

活動方針

「特有技術・知識を生かした活動」

欧州活動のノウハウやコネクション、選手育成システムを武器に独創的な活動でツール・ド・フランスを目指します。 「グローカル」 ロードレースの特異性を生かし、参戦範囲はより広域に、参戦地域ではより深くグローバルかつローカルな活動を目指します。

 

「わかりやすい」

チームの目標や活動内容、成長過程が誰にでも明確で応援しやすいチームを目指します。

 

「ファンサービス」

チームを支えるファンとの交流、頻繁な情報提供を心がけます。

 

「誰もが主役のチーム作り」

個々がそれぞれの使命に取り組み、互いに尊重しあい、収めた成功を全員で喜べるチーム作りを目指します。

 

ツール・ド・フランスとは…

自転車ロードレースは、ヨーロッパでサッカーに次いで人気あるスポーツです。 中でもツール・ド・フランスは1903年から100年以上続くステージレースで、3週間にわたりアルプスやピレネー山脈の標高2000m以上の峠をいくつも超え、フランスを一周します。

過酷なレースゆえにヨーロッパはもとより、世界中がこのレースに熱狂します。それゆえツール・ド・フランスはサッカーワールドカップ、オリンピックと並び世界3大スポーツイベントとして位置付けられています。

レース形式は3週間に渡るステージレースで総合タイムがトップの選手には、黄色のジャージ“マイヨジョーヌ”が与えられます。これは各レースの勝者であるステージ優勝よりも名誉ある賞とされており、マイヨジョーヌを着てパリにゴールした者がこのツール・ド・フランスの真の勝者となります。いわばツール・ド・フランスに出場してマイヨジョーヌを着ることが、世界中の全てのプロ自転車選手にとって最大の夢なのです。

太陽が照りつける暑い日もあれば、雨に凍える日もあります。雨風で体力を奪われ、峠で精根尽きながらも、目指すは最終ゴールであるパリのシャンゼリゼ通り。アシストはエースを勝たせるために働き、エースはアシストの働きを実らせるために全てを懸け、各々の選手が様々な思いを胸に3週間戦い続けます。地球上で最も過酷なスポーツイベント。それがツール・ド・フランスなのです。

ツール・ド・フランスオフィシャルホームページ(フランス語/英語)

 

ツール・ド・フランス出場までの道のり

世界自転車ロードレースチームのカテゴリーピラミッド
世界自転車ロードレースチームのカテゴリーピラミッド

 

世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」の出場権利は、世界の上位22チーム(ワイルドカード4チーム含)のみに与えられ、その獲得競争は数あるスポーツの中でも最も熾烈な部類に入ります:

世界自転車ロードレースチームは、UCI=世界自転車競技連合(*)に格付けされており、最高峰から「UCIプロチーム」(トップ18チーム)、続いて「UCIプロコンチネンタルチーム」(数十チーム)、「UCIコンチネンタルチーム」、「ナショナルチーム、レジョナルチーム・クラブチーム」(アマチュア)と続きます。

これらチームのカテゴリーは運営母体の資金や所属選手の人数などで決められています。


「UCIプロチーム」は選手27名、監督2名、その他のスタッフ(メカニックやマッサーなど)8人以上。
「UCIプロコンチネンタルチーム」は選手17名以上27名以下、監督2名、その他のスタッフ3名以上。
「UCIコンチネンタルチーム」は選手7名以上16名以下で登録料を支払えば登録できます。


上位から2番目までのカテゴリーである「UCIプロチーム」と「UCIプロコンチネンタルチーム」には、選手が競技で獲得したポイント数、運営資金のための銀行証明や選手の最低給与等、様々な条件が課せられており、UCI の厳しい審査が行われます。

つまり選手の『実力』審査及びチーム運営力である『資金』の条件を満たした世界のトップチームのみがツール・ド・フランスに出場する権利を獲得出来るのです。

エキップアサダはそのトップ22チームに喰い込むことを最大の目標としています。

*UCI(=UNION CYCLISTE INTERNATIONAL)=世界自転車競技連合は、世界の自転車レースを統括する組織。サッカーのFIFAやモータースポーツのFIAにあたる。

 

エキップアサダの現状(2015〜)

2008年にUCIレースで12勝した実績を挙げたエキップアサダではありますが、残念ながら2010年度からは『資金』の関係もありプロカテゴリーチームの再構築準備中です。


しかしエキップアサダは強化選手チーム「EQADS(エカーズ)」の活動や、トライアウトの精力的な開催を通し、プロチーム/プロコンチネンタルチームに昇格した際に即時に対応出来る様、真の競争力を有する選手の発掘・強化を重ねて表舞台への復活準備をしています:

 

パリ〜コレーズ2008(UCI2.1)第1ステージで優勝し、リーダージャージを獲得した清水都貴
パリ〜コレーズ2008(UCI2.1)第1ステージで優勝し、リーダージャージを獲得した清水都貴 (c)Cyclisme Japon

 

選手発掘・強化

エキップアサダはスポーツチームの本質である『実力』を獲得するために、トライアウトを通し才能のある選手を常に発掘し、強化選手チーム「EQADS(エカーズ)」を結成しています。そしてレースの技術やセンス、戦術、厳しい地形や気候の変化、日常的な真の競走環境の全てが揃う『ヨーロッパ』のレースで走る事を活動の最重要課題の一つとし、世界を目指す各国の選手たちと切磋琢磨させ、真の競争力=『実力』のある選手を作り上げています。

 

資金の確保

そしてエキップアサダ、及び若手発掘・強化チームEQADSは世界のトップカテゴリーに位置するための『資金』確保をすべく、日々スポンサー獲得活動を常務といたしております。

これらの活動を通して日本人選手&エキップアサダ/EQADSの活躍が世界で認められ、ツール・ド・フランスへの道が開かれるように茨の道を一歩ずつ、ゆっくりながらも確実に突き進んでいるところです。

まだまだ、日本ではマイナーな自転車ロードレースですが、多くの方にロードレースの素晴らしさを知っていただき、そして私たちのツール・ド・フランス出場への想いが現実になるように、日々努力を努めています。

 

ツール・デュ・リムザン2008(UCI2.1)でステージ優勝を遂げた新城幸也 (c)Cyclisme Japon
ツール・デュ・リムザン2008(UCI2.1)でステージ優勝を遂げた新城幸也 (c)Cyclisme Japon