【レースレポ(EQADS/日本代表)】『プルエバ・ビリャフランカ・デ・オルディシア UCI1.1(7/25)』石上がUCI1クラスの山岳レースで7位の快挙!これまでのキャリア最大の成績を達成。

Kenichi Yamazaki2019/07/26(金) - 00:02 に投稿

■写真↑ :先週末のフランスローカルレースでの優勝から、過去にアレハンドロ・バルベルデやサイモン・イェーツが優勝したこともある、国際UCIレースで7位の快挙。UCIワールドツアーチーム「モビスター」の選手らが支配する本レースでの7位は、これまでの石上本人のキャリアにおいても最高の結果だ。最優秀U23賞のトロフィーも獲得した。

 

■写真↑ :つい4日前に出場した「東京五輪テストイベント」での疲労をものともせず、海外遠征に挑んだ増田成幸(左、宇都宮ブリッツェン)と、2019年はスロベニアのコンチネンタルチームで走る雨澤毅明(中央、Ljubljana Gusto Xaurum)。

 

■写真↑ :優勝したラファエル・バルス(モビスター、1987年生)は、山岳が多いことで知られる2015年の「ツアー・オブ・オマーン(UCI-HC)」で、総合優勝を果たした大ベテランだ。石上がホームゲームを戦うスペイン&バスク人たちに交じって表彰台に上った事は、今後の彼のキャリアアップにとって大きな意味を持つだろう。

レース&カテゴリー名

プルエバ・ビリャフランカ・デ・オルディシア(UCI1.1)
Prueba Villafranca-Ordiziako Klasika(スペイン)UCI 1.1

期間・日程

2019年7月25日(土)

日本代表チーム

<スタッフ>
監督:浅田 顕 JCF強化コーチ
マッサージャー:穴田悠吾 JCF強化支援スタッフ
メカニック:市川貴大 JCF強化支援スタッフ
<選手>
増田成幸 宇都宮ブリッツェン
石橋学 ブリヂストンサイクリングチーム
入部正太郎 シマノレーシング
小石祐馬 チーム右京
雨澤毅明 Ljubljana Gusto Xaurum
岡 篤志 宇都宮ブリッツェン
石上優大 VC Aix en Provence/EQADS準所属

開催地

スペイン・バスク地方

【結果/リザルト(165.7㎞)】

1位:VALLS Rafael(スペイン/Movistar Team) 3h55m06s
2位:DEL PINO Jesus(スペイン/Vito-Feirense-Pnb)+29s
3位:LÓPEZ-CÓZAR Juan Antonio(スペイン/Euskadi Basque Country – Murias)+29s
7位:石上優大+29s(最優秀U23選手)
35位:岡篤志
37位:石橋学
68位:増田成幸+15m51s
DNF:雨澤毅明、小石祐馬、入部正太朗 途中棄権
67人完走/107人出走

■フルリザルト(UCI)

<浅田顕監督によるレポート>

「夏期欧州遠征初戦は日本出発組6名に加え欧州合流の石上の計7名でスペインのワンデーレースに参加。3㎞程度の勾配のある峠を含む周回コースで行われる今回のレースでは 、適正とコンディションから増田と石上でUCIポイント圏内ゴールを狙った。スタートから形成された11名の逃げに入部が入り集団と2分前後の差で後半に突入、その後メイングループのペースアップとともに入部らは吸収され、本格的な展開が始まった。好位置につけていた増田は序盤の落車の影響でメカトラに見舞われ位置を下げてしまった為、チームからは石上のみが約30人に絞られた先頭グループに残りゴールへと進んだ。最後は単独アタックしたモビスターのヴァルスが逃げ切り、石上は2位以下の集団の6番目の7位でゴールしUCI欧州ツアーポイント35点を獲得した。」

【参考リンク】

<2019年「エキップアサダ(EQADS)」メンバー>