【EQADSレポ】怒涛の8月は既に9レース出場。より強靭さを増すEQADSに崩れの兆し無し!(8/20-22)

Kenichi Yamazaki2022/08/21(日) - 15:27 に投稿

◇(↑写真)3連戦初日の「クリテリウム・マッサル」で最優秀ジュニアに選ばれた町田朝陽(EQADS)

【EQADSレポ】怒涛の8月は既に9レース出場。より強靭さを増すEQADSに崩れの兆し無し!(8/20-22)

世界で必須となる「絶対的体力」+「連戦に耐えるメンタル」獲得を目的に、例年よりも多くのレースに出場中のEQADS選手達。既に8月は3連戦x2を含む9レースに出場し、選手人生で未だ経験の無い密度のレース数を体験。崩れる兆しのない安定したパフォーマンスは、近々の表彰台を予感させる。

レース基本情報

レース名 / カテゴリー:

8月20日(土):「クリテリウム・マッサル(CRITERIUM MASSALS)」86.1㎞ / FFC(フランス自転車競技連盟)2.3&Junior

8月21日(日):「グランプリ・サン・マルタン・ド・セニャン(SAINT MARTIN DE SEIGNANX)」87.5㎞ / FFC1.2.3&Junior

8月22日(月):「グランプリ・ルベルザック(GP LUBERSAC)」102㎞ / FFC1.2.3&Junior

開催地

フランス中南部/コレーズ県など

【リザルト】

8月20日(土)「クリテリウム・マッサル」86.1km(12.3 km x 7周)

サバイバルレースにて町田朝陽が最優秀ジュニア賞を獲得!

1位:Geoffrey ROUAT(フランス/Beziers Mediterranée Cyclisme)
2位:Adrien VIDAL(フランス/GSC BLAGNAC VELO SPORT 31)
3位:Antoine LAMY(フランス/Beziers Mediterranée Cyclisme)
4位:長川達哉(EQADS)
6位:馬場 慶三郎(EQADS)
13位:町田朝陽(EQADS)*最優秀ジュニア賞
DNF:西本健三郎(EQADS)
DNF:中山竜一(EQADS)
 

帯同した浅田顕監督によるレース後コメント
土、日、月曜日3連戦の第1戦目。初戦は大会自体が第1回の開催となる為、コースの情報も無く、現地に着いて試走しコース状況を知った。高低差のある非常にタフな12.3㎞の周回を7周、比較的短い86kmの距離とは言えサバイバルな展開が予想された。レースは1周目から実力のある4名の先行グループが形成され、5名で参加したEQADSはこれに力で乗れず最初から勝機を失った。メイン集団のメンバーと強調しながら追上げを図るがタイムは開く一方で、先頭も集団も崩壊した結果、後続から追い上げた長川の4位、馬場の6位でのフィニッシュとなった。町田は厳しいコースで唯一のジュニアカテゴリー完走者となり最優秀ジュニア賞を獲得した。前回の第2カテゴリーのレースに続き不本意な走りで優勝を逃したが、続く2レースでは挽回を見せて欲しい。

長川達哉(EQADS)によるレース後コメント
今回のコースは起伏が激しいコースで逃げが決まることそして23jなので前で動かないと優勝できないと思いレースに挑みました。
スタートして1周目で逃げが二人そしてその後追走で二人合計4人が1周目から逃げる展開でした。自分はその逃げに乗る脚がなくここで行き捕まると脚が無くなってしまうかもしれないとナーバスになり逃げに乗れませんでしたが、今考えると絶対に入らなければならない逃げであると思います。
そしてそのまま差が開き集団は動かぬままだったため自分が単独でアタックし馬場ともう一人の3人で最後まで行き4位という結果でした。
今回は、最初の逃げが行った時躊躇してしまったこと一瞬ナーバスになり恐れてしまったことが行けなかった原因だと考えます。
同じミスを何度もしてしまっているので、早く改善していけるよう頑張ります。

馬場 慶三郎(EQADS)によるレース後コメント

前回のレースからあまり踏める感じが無く、連戦という事もありかなり不安だった。1戦目は試走の段階で踏める感覚があり前半から積極的に動くことを考えていた。レースが始まりファーストアタックをして逃げを作ろうと思っていたが決まらなかった。その後の登りでペースが上がり、千切れないように走ることで精一杯だった。そこで出来た逃げが最後まで行ってしまい捕まえることができず6位フィニッシュした。

◇(↑写真):逃げ集団を追いかける馬場 慶三郎(EQADS)

◇(↑写真):ジュニア選手で唯一完走し、ジュニア最優秀選手となった町田朝陽(EQADS)。しかし、不満足のレース内容に悔しさは隠しきれない。

 

8月21日(日)「グランプリ・サン・マルタン・ド・セニャン」87.5㎞(3.5㎞×25周)

レースの流れを主導的に創り、EQADSが大いに本領を発揮!

1位:Aritz URRA GARMENDIA (スペイン/Grupo Eulen-NUUK)
2位:Inigo EIZAGUIRRE MUJICA (スペイン/Grupo Eulen-NUUK)
3位:Yohan SOUBES (フランス/Dordogne Sud Cyclisme)
11位:長川達哉(EQADS)
完走:川崎三織(EQADS)
完走:馬場 慶三郎(EQADS)
完走:西本健三郎(EQADS)
DNF:中山竜一(EQADS)

帯同した浅田顕監督によるレース後コメント
昨日のコースとは変わり、スピードが問われるフラットな短いサーキットコースで行われた。優勝候補の選手たちを見ながら逃げの展開を作る作戦でスタートし、各選手アタックを繰り返した。しかし一番強力な逃げが出来たのは終盤で、なんとここでフランスに到着して間もない西本が7名の逃げに乗る。西本は格上選手との駆け引きに苦戦していたため、急遽作戦変更し長川の集団スプリントに切り替え川崎と馬場が2人でメイン集団の牽引を開始。じりじりとタイム差が縮まると他チームも同調しラスト1㎞で集団は一つに、しかし長川は位置取りでスペインバスクチームのトレインに弾かれ後退し11位に終わった。ただし最後のスプリント局面以外では、チーム全体でレース展開に常に加わり主導的にレースの流れを変える動きが出来てきている事を評価したい。

長川達哉(EQADS)によるレース後コメント

今回は平坦で最後少しキツい坂があるコースで自分向きのコースでした。
序盤にできた逃げに乗れずそのまま行ってしまうかと思い昨日と同じミスをしてしまったと思っていたのですが、チームメイト達との追走のおかげもあり前に追いつくことができました。
その後すぐ西本を含む逃げが出来自分はスプリントを任して頂いたのですが、自分が前で脚を使ってしまう場面もありスプリントに備える脚を溜めることができず、最後の周回でスペインチームの後ろに位置取ることが出来たのですが、最後の登りで焦って前に出てしまい結果的に他の選手のアシストをしてしまい最終コーナーで力尽きてしまい11位で終わってしまいました。
今回の反省はまずスプリントを任された時点で前はなるべく引かずチームメイトに託ししっかり脚を貯めることそして最終スプリントでトレインを組んだチームの後ろにつけたら焦らず他の選手が上がってきたタイミングに合わせて踏むかしっかり考えて走りたいです
せっかくチームメイトから託して頂いたスプリントで勝つことが出来ず申し訳無い気持ちでいっぱいですが、次同じ様な展開が来たら安心して任せて貰えるような選手になりたいです。

馬場 慶三郎(EQADS)によるレース後コメント

平坦基調ではあったが少し登る区間と風のある場所があった。序盤は前日の疲労もあり中々動けず集団内で走っていた。終盤にかけて長川のスプリントで行くと指示があり逃げを捕まえるためにかなり脚を使った。その後集団前方に上がることができず長川1人での最後のスプリントにさせてしまった。

◇(↑写真):EQADSが集団を牽引し、長川達哉のスプリントに備える

◇(↑写真):主導権を握るレースをしていただけに、不本意な結果に対する悔しさもひとしお。

 

8月22日(月)「グランプリ・リュベルザック」87.5㎞(6㎞×17周)

疲労の蓄積が最高潮に達する中での超高速レースに大苦戦も、チームとして”展開力”を魅せたEQADS

1位:Julien MARIN (フランス/CR4C Roanne)
2位:Alexandre JAMET (フランス/EC Saint-Etienne Loire)
3位:Julien BUISSON (フランス/UV Limoges-Team U 87)

長川達哉、川崎三織は完走、西本健三郎、馬場慶三郎、町田朝陽は途中棄権
※着順は発表待ち

帯同した浅田顕監督によるレース後コメント
3連戦の最終日は起伏のある周回コース。前日のレースより格上の選手が多く、スタートリストから上位候補選手を抽出したうえで川崎をエースとして逃げに乗せる事で上位を狙った。レースは序盤より有力選手6名による逃げが出来るが川崎を送り込めず、集団は1分以内の差をキープし距離を重ねる。連戦の疲労から馬場、西本と遅れる中、今日は長川が粘り強く川崎のために終始ペースアップに加わりチャンスを伺うが、結局メイン集団は先頭に追い付くことなく最後は崩壊してのゴールとなり上位入賞は無かった。ジュニアトップを狙った町田は途中車輪トラブルにより悔しくもリタイヤとなった。
3連戦を終えて、今週は上位を逃したものの展開力は増し、特に長川が粘り強い走りで常に展開に加わる成長を見せた。今後のレースでは徐々に狙いを絞り込み、高さを求めて行きたい。

長川達哉(EQADS)によるレース後コメント

今回は川崎選手のアシストということで逃げに川崎選手を乗らせるということでレースを進めました。
1周目からアタックがかかり自分も前で反応し川崎選手を逃げに入れることができたのですが、そのアタックは吸収されてしまいました。
その少し後にアタックした選手が3人いてそれを3人の選手が追うという展開になりました。自分は前から2番手あたりにいたのですが、川崎選手が見当たらず前を追うのをやめました。
しかし自分が入るべきだった思いましたが、逃げを単独で追える脚もなく集団で待機しました。
そのあとは川崎選手を前に乗せるためのアシストをして最後は集団でゴールしました。
反省としては逃げの6人が出来た時に自分がそれに乗れる脚がなかったことです。
しかし川崎選手のアシストとしては今自分にできる最大限のアシストが出来たと感じています。
そして前回走った3連戦より3日目の疲労感がなかったのでそこも成長できていると感じています。
まずは一勝できるよう頑張りたいです。
ありがとうございました。

馬場 慶三郎(EQADS)によるレース後コメント

疲労もありだいぶ脚がきつかった。そこに喘息と思われる症状が出て呼吸が苦しくなり集団から千切れてしまい完走すらできなかった。
前回の連戦に比べ2日目3日目も踏める感じがあり適応できていると感じることができた。次回からはもっと勝ちを取りに行く気持ちを強く持って行こうと思う。

◇(↑写真):蓄積された疲労をうまく制御しながら、レース展開を観察する長川達哉(EQADS)

◇(↑写真):”逃げに乗る”ミッションを請け負う川崎三織だったが、蓄積された疲労と高速なレース展開に苦戦。次戦以降のリベンジを強く誓う。

 

【参考リンク】

<2022年「エキップアサダ/EQADS」レースカレンダー>

<2022年「エキップアサダ/EQADS」メンバー>